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LastUpdate 2008.07.03


社団法人 日本建築家協会 北海道支部
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建築家といっしょにつくる


ようこそ設計事務所へ

JIA会員の建築家は、住宅・事務所・店舗・公共建築など様々な建築物の設計・監理を行っています。
このコーナーでは、市民のみなさまに最もなじみのある住宅の設計をベースにして、建築家といっしょに建築物を創っていく過程をご紹介します。
1、建築家と出会う
まずはあなたのパートナーになる建築家を探してください。
建築家を探すには

1) 知人や近所の人で建築家の設計で住まいを建てた方がいらっしゃれば、その方に紹介してもらう。
2) 建築関係の雑誌を見て、気になった建築家をリストアップする。
(JIA北海道支部編 「北の住まいを、建築家とつくろう」も参考にしてください。)
3) このホームページの「建築家をさがす」でお近くの建築家をリストアップする。
4) このホームページの「建築家紹介システム」で日本建築家協会(JIA)北海道支部の建築家を選ぶ。(手数料がかかります。)

2、建築家とコンタクトをとる
建築家は決して敷居の高い存在ではありません。まずは、お気軽にお電話をしてください。
相談内容の概略をお話の上、訪問日時を前もって決めてください。

3、設計事務所で確認すること
建築家の住宅に対する考え、住宅のデザイン、仕事の進め方を聞いてください。
設計報酬について、いくらくらいか、いつ支払うのかを確認してください。
設計契約・契約内容・仕事の範囲・期間などを確認してください。

4、こんなことも要チェック
作品集や作品図面、建築家がそれまでに手がけた計画案や模型は、住まい創りのイメージをふくらませてくれます。同時にその建築家の個性を感じることにもつながります。
事務所の書棚に並んでいる建築関係の図書や資料は、豊富な事例が写真で出ているのでたいへん参考になります。
キッチン、バス、トイレ、照明のカタログから壁紙や建具のサンプルまで、事務所に多数あるカタログ・サンプル類は、住まいの具体的なイメージを描くのに役立ちます。

住まいができるまで
step.1
構想

夢の住まいを考えましょう。
1. 家族のライフスタイルをもとに、住まいへの想いを建築家に伝えてください。そのイメージをもとにして、建築家がともに住まいの規模や形を考えていきます。
2. 建築家と設計監理契約を結んでください。設計監理業務の内容と設計料の支払時期等を十分理解の上、契約してください。
3. 敷地の地盤、高低差、日照などを調査し、建ぺい率や規制など法条件を整理します。これにより住まいのプラン、形の可能性が具体的になっていきます。
step.2
基本設計
住まいを形にしていきます。
1. 調査の結果をふまえて、建主側の要望事項を家族で再度、確認・整理します。
2. 各条件の詳細を整理し、敷地条件、予算を検討します。
3. 敷地の中の建物の配置図、各階の間取り図、外観図によって空間のイメージを図面にしていきます。
4. 概算工事費と工事スケジュールが建築家から示されます。
step.3
実施設計
住まいの詳細を図面にします。
1. 寸法を決定し、詳細および住宅性能を実施設計図に表わします。
2. 構造設計者や設備設計者、造園家などさまざまな専門家が参加して詳細が決まっていきます。その膨大な情報をひとつのデザインにまとめあげるのが建築家の仕事です。
3. 建築基準法その他の法律等に適合しているか、市町村に確認申請を出します。
step.4
工事契約
工事費を決め、工事契約を結びます。
1. 建主と建築家で適正な施工者の候補を選びます。1社だけの場合は、会社経歴や施工実績を確認します。
2. 施工者候補から工事見積りを提出してもらい、その内容を検討します。
3. 最適の施工者を決め、工事契約を結びます。最終的に施工者を決定するのは建主です。
step.5
管理
いよいよ工事が始まります。
1. 設計図面に基づいて、建築家が監理します。建築家は、構造・設備・材質・品質の監理を行ない、質の高い住まいを実現していきます。
2. 建築家は、施工個所について不適切な場合は修正を指示し、複雑な個所については事前検討・承認の上、工事を進めていきます。
3. 円滑な工事のために、建築家と施工者は定期的に打ち合わせを行ない、建主にとって満足のいく家づくりを目指します。
4. 完成すれば、建築家は官庁検査に立ち合い工事完成の確認をし、建主に引き渡します。これで監理業務は終了します。
step.6
竣工後
快適な暮らしのための手続きもお忘れなく。
1. カーテンや家具など備品を決め、必要なものを購入します。空間のバランスをトータルに考えている建築家の意見も参考にしてください。
2. 新居へ入居します。引っ越しスケジュールは余裕をもって。
3. 住民登録、表示登記、保存登記、各種住居変更、転校手続きなど、各種の手続きは万全に。登記の申請については、土地家屋調査士、司法書士が代行してくれる制度があります。
4. 引き渡してから1年後(鉄骨・RC造では2年)の検査に立ち合い、瑕疵(かし=完全な条件を備えていない状態を意味する法律用語)がないかチェックします。
5. こまめに手入れをすることで住まいは長持ちします。メンテナンスについても建築家がしっかりアドバイスします。

Q&A

「建築家が手がけた家に住みたい。」と、思っても、いまいち情報が少なくて不安ですよね。
一度経験してしまえば、「なるほど、こーゆうことか」と思えることも、知らないと不安・・・。
家を建てる時、建主の要望も多種多様ですが、建築家も実は・・・いろいろなのです。
でも、基本はいっしょ。家づくりに真剣に向き合うから、その分想い入れも深い。
意気投合し、楽しくできた家、きつい予算で苦労した家、土地探しから始めて5年目にようやく建った家・・・。
手がけた一軒一軒、愛着をもっています。

さて、そんな建築家に10の質問。
素朴な疑問からお金の話まで・・・。
それ以上のコトは直接コンタクト取ってみて下さい。
きっとあなたに合った、個性的で味のある建築家がいろいろ応えてくれるでしょう。

Q 1
とりあえず会って話をしてみたい。
それだけでも料金はかかりますか?


A
そんなことはありません。

建物の写真や文章を見ても、その建築家がどんな人なのかを感じ取ることは難しいですよね。気になる建築家がいるのなら、まずは会って話をしてみましょう。『とりあえず会って話をしてみたい』と電話をかけてみるだけです。会うだけで費用をいただくようなことはありません。
建物に関しての具体的な話が出来なくても、漠然としたイメージや、素朴な疑問を伝えるだけでも構いません。設計から竣工まで1年くらいはかかりますし、住み始めてからのメンテナンスも必要になります。したがって、長く付き合える自分に合った建築家を探すことが第一なのです。

 

Q 2
建築の知識がないとダメですか?

A
建築の知識より、思い描くイメージや自分のスタイルを。

建築の知識は特に必要ありません。むしろ、自分達の家族のあり方や、嗜好、ライフスタイルなど全てが家づくりに反映されるわけですから、大切なコトとあまり重要じゃないものの区別はつけておいた方がいいかも知れません。もちろん、そういった優先順位についても建築家と相談しながら決めていくことが可能です。
いずれにせよ、建築家は建主の考えを見抜いてベストな方向に導いてくれるでしょう。

Q 3
予算の相談もできるかしら?

A
もちろんです。予算の相談無しには計画も立てられません。

夢の住宅を実行するのには予算計画なしにはかないません。
一般的にはどなたでも総費用(土地・住宅工事費・設計費・諸費用等)の予定はもたれているはずです。それを建築家に伝えると良いでしょう。総費用の大小に対して、住宅の工事に使える費用を概算的に提示してくれるはずです。そのうえで、あなたの希望と条件を加味した計画が可能かどうかの打ち合わせになるはずです。住宅の規模にも設備にも夢を持たれていますので、予算よりもオーバーすることもありますが、建築家はいろいろな経験の例を出しながら、あなたの予算に対して提案をしてくれます。

 

Q 4
土地選びについても相談できるかしら?

A
敷地は、どんな住宅になるかの大切な要素。
是非相談してみて下さい。

まず、建築家に要望を伝えて土地探しから一緒に手伝ってもらえるか相談してみましょう。総予算の割り振り(土地・敷地)や敷地と周辺環境についてのアドバイスが得られ、予め的確に敷地を見極める事が可能になります。
住宅はその土地の周辺環境や形状によって大部分が決まってきます。
狭小地・変形地等、ハウスメーカーや工務店さえも見放すような条件の厳しい土地でも、あなたの気に入った風景が見つかるところであれば、建築家のノウハウによってとても魅力的な住宅が出来上がります。
遠方でもスケジュール次第では同行してくれる場合もあるので、一度相談してみましょう。

Q 5
ハウスメーカーのつくる住宅との違いは?

A
建築家がつくるのは、世界でたったひとつの住まいなのです。

年間数十〜数千棟の住まいを供給する住宅産業は、高品位な規格化部品の開発によってもたらされてきました。毎年のようにシリーズ化された規格化住宅のキャッチコピーが新聞広告に掲載され、その代表的なモデルハウスが、住宅展示場に並んでいます。一方、建築家のつくる住宅は、住宅展示場にはありません。なぜなら、その都度、一軒一軒フルオーダーでつくりあげる住まいだからなのです。住まい手ひとりひとりの要望や意見を採り入れながら、世界でたったひとつのこだわりの家づくり。我々建築家は、住まいは買うものではなく、つくるものだと主張します。

 

Q 6
設計料ってどこからどこまでが?

A
設計・監理の2段階に分けられます。

「企画」段階から始まり、「基本設計」「実施設計」と進む、設計図書を作成する〈設計〉の段階。そして、その〈設計〉に基づいて算出される、施工者の工事見積書をチェックし、調整すること。及び、着工から竣工まで
の建設過程を、〈設計〉の内容に照合し、施工チェックする段階を〈監理〉と呼びます。常に、建主と施工者の間に立って、予算と実際の工事内容を適宜調整する立場なのです。ですから、契約内容にもよりますが、設計だけでおしまいなのではなく、素敵な住まいが完成するまでが、我々、建築家の腕の見せ所なのです。設計・監理の作業量を考えればけっして高くないと思いますので、あまり不安がらずに、建築家に相
談してみて下さい。

Q 7
建築家の手がけた家は憧れもあるのですが、
住み心地はどうなんでしょうか?


A
家と建て主は十人十色。住み方・暮らし方も住む人に合わせて設計します。

建築家の住宅は様々なメディアに取り上げられて、目にする機会も増えましたね。中には斬新で「住みこなせるだろうか?」と思えるような住宅もありますが、一見個性的な家も、建主の要望と設計者の提案のこだわりと工夫が集結しています。今日ではライフスタイルも家についての考え方も多様性に富んでいます。画一的な家ではかえって不具合が多いかも知れません。憧れの住まいを目指して、気に入った建築家と家つくりを楽しんではみてはいかがでしょうか?
住んでからこんな事も考えてくれていたんだと思うところがきっと見つかるはずです。

 

Q 8
提案されたプランがどうしても
気に入らなかったら…?


A
もう一度、よく話し合ってみて下さい。

建主によっては、ご自分の住宅に明確な要望を持っている方もいれば、建築家から提案されたプランを見て初めてイメージが湧き、具体的な要望が浮かんでくる方もいると思います。その上で気に入ったと思えるプランに出会うにも個人差があり、2・3回のプレゼンテーションで決まる場合もあれば、それ以上かかる事もあるのです。しかし限られた時間の中で納得のゆくプランにしたければ、最初にご自分の要望をじっくり考えて建築家に伝える事が大切でしょう。
建築家が作る住宅のプランには、敷地条件・予算・建主の要望が必ず反映されているはずですから、デザインの好き嫌いが特になければ大きな食い違いはないはずです。「それでもちょっと…」と感じたら遠慮なく何処が気に入らないかを伝えましょう。それによって建物がより良いものになるのであれば、建築家はその労力は惜しみません。
尚、建築家にプランを提出させておいてキャンセル。そのプランをもって工務店で建物を造れば著作権法違反となりますので、ご注意を。

Q 9
完成、引き渡し後の相談は?

A
メンテナンスはもちろん、相談がある時はいつでもどうぞ。

建主にとってはもちろん、建築家にとっても自分が設計した住宅は何年経っても愛着があります。メンテナンス、家具やファブリックの選択、リフォームなど、その住宅に永く住み続けるための相談にのります。

 

Q 10
建築家選びのポイントってありますか?

A
価値観を共有できる建築家を。

住宅をひとつ完成させるにも何百、何千もの事柄を決定していかなくてはなりません。その多くは建築家が建築的知識と経験にもとづきプロの立場で判断しなくてはならない事柄です。あなたが選ぶ建築家はそうした多くの事柄を、信頼関係を持って任せることができる人ですか。あるいは自分が理想とする住まい方、あなたの頭の中にある漠然としたイメージを共有できる人ですか。
設計から竣工まで1年以上、その後のメンテナンスや増改築の相談まで建築家とは長い付き合いになるものです。
価値観を共有できる建築家をこのホームページ(建築家をさがす)の中から見つけてください。

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