JIA(協会)と個人

昨年の7月よりJIA北海道支部の役付(副支部長)アドバイザーを委嘱されました。役割は何かというともっぱらキャビネットの会議でクレーマー的存在です。(笑)まッ私のクレーム(意見?)は大体スルーですから体制に影響なしの一年間。私の能書きは昨今お役に立てませんね、
というか現行キャビネットとのジェネレーションギャップですね。私の会員番号は8728267で「87」は1987年の設立時(新日本建築家)の頭番号ですので35年目の在籍となります。ITを国の目標としたスタート前の時代で情報は雑誌か協会誌か支部の委員会や有志の勉強会、そして世界への視察旅行で空間体験をして自分のスキルアップをしていたけど、今や欲しい情報は座ったままで疑似体験(視察)まで出来るし図面(昨今データーと言うらしい)まで座ったままでやり取りできる。そんな時代の「協会」ってどの様な意味を持ち何を「協会」の目標と位置付けたらよいの分からなくなってきた。87年丹下健三が初代会長となったときは協会は設計・監理専業の職能圧力団体として地位向上を目指したことだ。建築家サロンからマンパワー的な切込みでもあるが皆が賛同して入会したのが思い出されるし年会費72,000円を高いという声もなかった。「協会」は個人に何を求めているのかを明確に示さなければ「協会」は地位を持っている中央の建築家のサロン化してしまう。目標に賛同して入会し会費を納めるんだと言う事を原点に帰って示してほしいものである。それもJIAホームページに書いてありますよって・・・(笑)会議も仕事もテレワークで事足りる時代になるだろう。しかし皆さんサバイバルに生き残るには3つの「—配り」と「—Tion」が出来ない建築家に明日はない。・・・とこんな事を云うのがアナログアドバイザー私の役割である。「」を知りたい人はメールをください。経営順風満帆に!